神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


琴線

2015年06月09日 11:26

もう10年以上聞いていなかった、あるベーシストの方の曲を、久しぶりに聞きました。
「ん~っ、懐かしい」と思いながら聞いていて、ふっと琴線に触れた歌詞がありまして。

鏡を投げ捨てて 自分を探そう
胸に鳴り響く 音だけを信じ
眠ろうとしないで 走り続けよう
黒いノイズの波が くだけ散るまで

鏡とは、想像的な自分、思い込みのようなもの、社会に適応する為に自然発生的に形成され、それを意識によって自分と認識して、、、確信的なキャラみたいなもの?
胸に鳴り響く音とは、自分の精神の奥の方にくすぶっているのかも知れない、何らかの想い。
眠ろうとしないで~~とは、あきらめずに、居直らずに、その想いを手繰り寄せる努力を続けよう。
黒いノイズ~~とは、社会が、個人に抱かせているのかもしれない、幻想や、生きていく中で、なんとなく違和感を感じている全ての現象。

僕は、こんなふうに解釈しましたが、、、どう思うかは人それぞれですね。
アーチストって、深いなあと思いました。
よく、こんなにたくさん隠喩的な言葉が出てくるものです。

くすぶっているのかもしれない何らかの想い、みつかったような気がして、
何かを実現して爽快感を感じたのも束の間、今度はそれに違和感を感じ出して、迷いが生じて、また別の想いを探しだす、、、これを繰り返すんじゃないでしょうか、矛先が変わっていくだけなのかもしれません。
行きつく先は、本当の自分て、、、本当にあるの?という思いでしょうか。

—————

戻る