神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


男であるという事

2016年05月21日 09:36

「彼女を守ってあげたい、支えてあげたい、いつでも応えてあげていたい」
もちろん、頼もしく男らしいらしいことですし、そういった素晴らしい経験を通じて、ご自身も大きく逞しくなってゆくのでしょうね。
通常の場合はそうです、しかし、もしそこに違和感とはいかないまでも、なにかちょっと引っかかるようなものを感じているのだとしたなら。
・・・・・精査という言葉も最近よく聞きますね。
少し動悸や頭痛がする時や頻脈がある、胸や腹部がざわざわするように感じる、関係性の中で安堵と緊張を繰り返す、イライラする瞬間やぼーっとする瞬間がある、感情の波が以前より大きくなった、原因のはっきりしない不安を感じてじっとしていられなくなる瞬間がある、後から思い返すと怒りが湧いてくるのだが慌てて打ち消す、感情が平坦になったように感じる・・・・・・。
二重拘束であったり、少し解離状態気味であったり、という状態に通じない事もないようにも思います。
精査した上で、関係性を調整するのか、引き続き現状通り頑張るのか、もしくはその逆か、勿論僕らが断定する事では決してなく、ご自身の意向が最優先されることですが、認識できているのと、いないとでは全く違いますし・・・・・ストーミーな理由だけでも。
ごく一部の方にしか通じない内容の文章だと思いますが、もしなにか引っかかるものがおありでしたら、ぜひお越しいただけたらと思います。

上記は異性関係についての話ですが、ダブルバインドやプチ解離と言うのは、職場や共同体内での関係性の中でも割とあったりもすることですしね。
でも、男だからという理由で違和感を打ち消しつつじっと耐えたりとかも。
プライドもありますしね、弱音やカッコ悪いところも勿論見せたくないでしょうし、そうすると葛藤も押し込めて徐々に心配も大きくなってきてしまいます。だから周囲には内緒で、そ~っとお越し下さい、僕もそ~っとお待ちしてますから。
そしてご自身の置かれている環境とは離れた場所で、少しでも安心を手にして頂ければと思います。
男性について書きましたが、もちろん、こういった状況の女性バージョンのあるわけですね。
なんかここまで姿勢を正して文章を書いたのは初めてですが、本当に、真面目に、お待ちしております。
いや、いつもふざけてるって訳じゃないですよ、いつもだってちゃんと真面目にお待ちしているんですけどね・・・・・・はい。

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