知らない方がいい事？

知らない方がいい事、ってあるのかなあ？
どうなんだろうか、一億人の人がいたとして、その中の千人の人だけが知っている事実があったとして、その千人の人は他のその事を知らない人に対して優位性を保つために敢えて口外しない、秘密にしておく。
という事を、九千九百九十九万九千人の人が知ったとしたら、やっぱり不公平だと感じるのかね。
自分が損をするという事には耐えられなかったりもするのかな。
自分が知らないことを知っている人がいる、という事を知らなければ、それはそれで平和で、問題ないのかな。
知っている千人の人っていうのは、自分が得をしたいという動機で行動して、残りの知らない人っていうのは、自分だけが損をしたくないという動機で行動する、みたいなところもあるのかなあ。

いやいや、こんな話書こうと思ったんじゃないんです、出だしの一文にもあるように。
そう、自分を取り巻く人間関係の中での話を書こうと思ってたんだ、なんとなく２行目書きだすまでは。

自分の環境の中で、知らない方がいい事があると思える人は、裏切られたり、嘘つかれたり、自分だけが疎外されたり、こういった事に寛容だという事なのかな？
自分に事実を知らせなかったという事は、相手にしてみると、知られると不都合だから、というような理由もあるのかもしれないですね。
自分が知らないところでなら、なにやってもいいって事にも。
そう言った類の常套句も色々ありますし。

知らない方がいい事を知った結果、どういう行動をとるのか？
まずは、傷つきますね、その後の行動は性格によって全然違ってくるのでしょうね。
その後にとる行動が、責める気持ちよりも、自分が悲しくなる気持ちの方が大きい人の場合は、知らない方がいい事は、ある、と思えるのかな？

ん？自分の苦しい気持ちを基準に考えれば、傷つきたくないから知らない方が・・・ってなるのか？いや、ちがうよね、そんなことない、それだといかにもナルシシックな。
あれかな、力関係が元々存在している場合かな？
裏切られる可能性も否定できない、という関係性の放棄みたいな考えが基準になっている場合とか、ん～、でも性格によってまちまちっぽい、やっぱり一般論には還元できないのかもしれませんね。

どういう行動をとるにしても、それは心の防衛反応としてなのかもしれませんね、思いっ切りナルシシズムに関わるようなことは、厄介といえば厄介ですけど、だからこそ夢中にもなりますね。