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社会との接点としての父親
2017年09月04日 09:04家族モデルの一つとして、主婦としての母親、働きに出る父親、子供。
家、家庭、家庭の外は社会、他人がたくさんいる社会。
家庭という場所で守られている子供にとって、毎日仕事で外に出掛けてゆく父親というのは、社会の入り口であり子供と社会をつなぐ接点、社会を代表・象徴する存在が父親、子供は父親を通して社会を想像する、知る。
子供は家で母親に守られている、家の外というのは子供にとっては異世界であり社会。
その社会に毎日「いってきます」と出かけて行き「ただいま」と家に帰ってくる父親、父親というのは子供にとって、社会を代表する者、社会を知る者。
社会の代表者としての父親、社会としての父親、社会としての父親が、時代と共にどんどん優しくなってきているのだとしたら、どんどん母性的になっているのだとしたら、ありのままの子供を受け入れ続けてくれているのだとしたら、子供はその心地よさの中で、社会とは当然そういうものである、と思うのか。
自分を母性的に包み込んでくれる社会、ありのままの自分を受け入れてくれる社会。
社会の在り方も時代と共に変わってゆくのでしょうね。
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