
神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
結論の先延ばし
2015年12月10日 09:23問題を解消しようとして「う~ん、どうしようか」と二人以上で考える時。
時間的に直後に決断が迫っている時は別ですけど、そういう訳でもなくて、まだ少し余裕がある時。
結論を急がない、というか敢えて先延ばしにする話し方をしてみる。
「う~ん、どうしようか」ときて「とりあえず、こんな感じでどう?いいと思うけど」となって、そこで敢えて「そういえば話し違うんだけどさ、このまえさ・・・・」と関係ない話で盛り上がって(一見関係ない話にもより良い解消のヒントはあるかもしれません)「なあ、ほんとウケる~」ってなって「で、さっきの話の続きなんだけどさ・・・」と、戻って「あ、そうだ、じゃ、こんな感じは?」と、今の無駄話に触発され・・・・、という感じを繰り返してみる。
要は、問題だけにスポットを当てて思考していると、どんどん近視眼的になっていって、煮詰まってきちゃったり、すぐ脇にあるかもしれない美味しそうなものを見落としてしまう可能性もあるかもしれない、みたいな事でしょうか。
問題だけを凝視しているのですから、脇には当然目がいきませんね。
あとは、あれかな、こっちの方が大事なのかな、一本だけだった思考の通路を、一見無駄話(ヒントの可能性もありますね)と思えるような雑談を挟むことによって、角度を切り替えて別の思考の通路から検討する事ができる。
こんな感じでしょうか。
問題解消の思考通路は、一本だけではなくて何本もあった方がより良い結論に至る可能性も高いのでしょうし。
結論を保留にしている時間と言うのは、じれったくてちょっと苦しくもありますが、敢えて先延ばしにして、無駄話を挟んで、また別の角度から検討して・・・、可能性がどんどん広がってゆく事もあるんじゃないでしょうか。
そう考えると、持ち帰って検討して、また次回に、というのもアリなんでしょう。
結論づけとは、可能性をさし止める事にもつながる場合も、ないことはないですしね。
もちろん、トライ&エラーで迅速な結論を次々と、というのもいいと思います。
・・・書こうとすると難しいです。
—————