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自らに「自信」を禁止するという事

2016年01月29日 07:24

自信について書いて、思ったことがあります。
今の自分は「決して自信を持ってはいけない」という事。
ちょっと湾曲した表現ですが、自信を持たなくては行動できないという事実を認めた上で、その自身の先にある有害なものを常に意識しておく、という意味です。

仕事柄、自信は過信や慢心につながり、そして万能感を経由して支配欲や操作欲に行きついてしまう危険があると思っていまして。
一対一の関係の中でなので、そういう心持ちに陥ることは案外容易いのかなと。
だから、常に意識して自信という言葉を自分の中から排除して、内省と共に在るべきなのだと。
相手の妄信を引きだす事が目的ではない訳ですし、それは言うまでもなく当然の事なのですが。
常に客観的に自分を監視するもう一人の自分を設定して、繰り返し問い続ける事なのでしょう。
「自己満足に陥ってはいないか?自分の言葉に陶酔してはいないか?」

だからって、自信なさそうに弱々しく話すって事はないですけどね。
いたって普通に、時には時間の経過と共にヘラヘラとしゃべる事もありますし。

えーと、だから、ちゃんと話しつつも、相手にとってそれが決して有害にならないようにする為に、自信を排除して常に自らの言動を顧み続ける、という事でしょうか、その為に学習し続けるという事も大切ですし。

相手にとって有害に発展する可能性のある芽は100%摘んでおく為に、ですかね。

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