神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
自信は強制的に持たされるものではないですよね
2015年11月05日 17:50もっと自信もっていいんだよ、と言われる。
人からも、褒められたり、感謝されたりという事もある。
でも、自分としては精一杯やって今の感じだし、自分ではそんなに評価されるような事でもないとも思って、なかなか素直にはうなずけない。
自信を持ってしまうと、または、自信を持たされてしまうと、今よりもっと頑張らなきゃいけない自分にならなくてはいけない責任も出てきてしまうようにも、感じる時もある。
だから、そんなに褒めないでほしい、本当に自信がつくにはどうしたらいいのか、ぐるぐると考えてしまう。
しっかりこなせている自分というものを認識するのは、しんどくもあります、もっと期待もかけられそうにも思うし、今の自分ではいられなくなってしまうようにも感じるし。
・・・褒められたり感謝されたりする事もある自分を、いきなりいっぺんに丸ごと受け入れる必要もないんじゃないのかな、とも思います。
目の前にベールがあって、今あなたはベールのこちら側にいます、そしていつかベールの向こう側にいるかもしれないのは、自信を持った、ひとまわり大きな自分。
ーー本当はその一回り大きな自分というのが、現時点での、周りからのあなたへの正当な評価な訳ですが、だから周りからみると、あなたは既にベールの向こう側にいるのかもしれませんーー
まずは、ベールをそっとめくってみて、向こう側に顔だけ出してみましょうか。
様子を見るだけです、様子が分かったら、すぐ顔を引っ込めて下さい。
それをまた繰り返してみてもいいかなと思ったら、何度か顔だけ出して周りを観察してみて下さい。
慣れて来たら、今度は顔を出しながら、右足をチョンっとベールの向こう側に置いてみましょう、歩くわけじゃないですよ、試しに置いてみるだけです、まあ、左足の方がよろしければ、それでもいいんですけどね、どちらでも好きな足を、試しに置いてみて下さい。
なにも一気にベールをくぐって歩きだす必要はないと思います、こうやって少しづつがいいと思います、誰でも、いつかどこかで、経験することですから、今から経験したって、もちろんいいんです。
一人でやるのは心細いですしね、ベールのこちら側で、見守られながらやって下さい、というか、見守られながらやるべきものだと思います。
◆少数に方に向けて書いたつもりですが、こういうのは具体例を挙げた話し言葉じゃないと抽象的にしか書けなくて、分かりづらいかもしれませんが。
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