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自分探しの旅

2019年08月04日 10:11

変哲のない、平凡な日常を送り続けていた少年少女が大した前触れもなく世界を救うヒーローやヒロインになる・・・・・・・・これまた、実際に一瞬で肚を決めて自らの潜在性を一気に開放させその結果、本当に世界を救ってしまうから凄い。
昔も今も変わらない、根拠のない自信、単なる潜在性の宝庫としての自分、ただ昔は自分から何かを選択してその環境にある程度の覚悟と共に侵入していかなくてはならなかった。
今の時代は、社会の舞台裏が暴露され尽くしているから、何をやっても無駄だし、なにをやってもそこそこにしかならない事は目に見えている、やった所でたかが知れている、だから敢えて能動的に動く気にもなれない、なれないのだが、やはり昔同様に根拠のない自信や潜在性としての、これは卵(らん)としての自分という事ですが、その卵としての自分にジレンマを感じてはいる。
自分から率先して選択するのは無意味だけれど、もし自分に降りかかったのなら本気だしちゃうぞシンドロームとしての。
何かを強烈に選択して覚悟する、などということはしなくていい、ただ、環境に侵入しそこに身を晒しさえすれば、一つの環境の水が合わなければ他の環境に移動したっていいのだし、どこかの環境では多分その、セカイ系に近い自分をナルシシズムの中で経験できるのだと思う。
僕らは誰でも、未分化の卵(らん)という潜在性の宝庫なのだから。
決意とか決心とか、肚を決めるという概念の枠外で、さらっと環境に侵入し続ければいいのだし、それも一つの自分探しの旅・・・・・・・・・旅は一生、この先何十年も続く。
自分を作り上げてから環境に入るのではない、環境が自然と自分を作る、その環境で作られた自分が気にいらなくなったら別の環境に移動すればいい。

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