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若者に未来を託す
2018年09月18日 10:33僕ら位の世代から発せられるでしょうか「未来を作るのは子供たち」とか「若者に未来を託す」とか。
まあそうである事は確かなのでしょうけれど、せめて丸投げではなく、理解を示したり、言うべき事は言ったり、その先で完全にバックアップしたり、という事は間違いなく必要なのでしょう。
僕らの世代、それは振り返るにバブルの残り香世代という、無責任なのか不感症なのか分かりませんけれど、やりたい放題、誇大な自己愛、よく言えば自由奔放、それは何故かというと、剰余を消費しながら生きる事が可能だった世代、もしくは時代の中の一時期。
僕らの若い頃はまだ若者というのは出来損ないの大人でしかなかった、大人がまだ力を誇示する事が出来ていた時代とも言えるのでしょうけれど、僕らはあまり大きな責任を背負いこむ必要はなかった、僕らがやらかし続けた責任や後始末というのは、当時の大人がとってくれた、そして当時の大人は、そのように僕らの尻拭いをする事でもしかしたら優越性を秘かに得ていたのかもしれないですしね「最近の若いもんは」というぼやきや侮蔑に変換されながら、社会にはその程度の余裕はあったのかもしれません。
若い頃、責任を大人や膨張した社会システムの剰余に担わせてきた、そして今「これからの時代を作ってゆくのは今の若者であり今の子供達」という美句のもと、下の世代に責任を押し付けようとしている、丸投げ。
せめて・・・・・・100%のバックアップを、とか一般論の体を装いつつ、全ては自分個人に当て嵌めて素直に書きました、そうこれは個人的経験や感慨でしかないのかもしれません。
だから、上記のようではない立派な大人も沢山いるという事です。
100%のバックアップというのはなんでしょう、それはムーブメントにカウンターを打ち込む行為もバックアップだし、芽生えつつある萌芽を嵐から守る事もそうだし、プラットホームを強固にする事もそう、あえて古臭い事を言うのもそう、脱構築を意識し続ける事もそう。
・・・・・・・・・託すのか、丸投げするのか、なーんて、ちょっと書いてみたかっただけです。
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