見た目や雰囲気が似ている人

似ている事、補い合えること、丸ごと受容してくれる事。
好意を抱く時の、とっかかりみたいなものですよね。
なんか最近思うのは、けっこう性格云々・・・というのは、あと付けの理由だったり、二の次だったり、そんなイメージも無きにしも非ず、的な、どういう自分を表現するかというのは、接する相手によって違ってきたりしますし、極端に言えばですけど。
補い合える事というのは、自分にないものを持っていて、そこが尊敬できて魅力を感じる、というような事にもなってくるんでしょうけ。
これって、一緒にいる中で自分が相手のいいところを吸収して、本来は相手の魅力だったものを自分のものにする事ができて、なぜか自分の方が相手より優れちゃった、とかなった時に、相手は魅力的には見えなくなったりするのか、まして性格って全てを人に晒しているかと言うと、そういう訳でもないし、だから「そんな人だと思わなかった」発言だってあるんでしょうしね。
性格というか、特殊な才能ならいいんですかね、スプーン曲げられるとか、瞬間移動とか、ゴジラみたいに口から火吹けるとか、あっ、これはゴジラじゃなくてもテンパった時に火吹きまくる人っていますからちょっと違いますよね、じゃなくって、これは特殊な才能じゃなくて特殊能力？超能力？でしたね、だから、あれか、一芸に秀でたみたいな事なのか。
まあでも、それもあまり現実的じゃないですし。
性格が似ている事って言うのも、いいところだけが似ているなら問題ないのかもしれませんけど、短所が似ていたりすると厳しいんじゃないですかね、自分の嫌いなところを目の前の相手が表現してしまうんですから・・・・キレますね間違いなく、性格的に欠点を補え和えるからというのもこれまた微妙な話で、どちらかが高圧的になりやすかったりしますし、本来は補うべき相手の短所にイラッときたり。

そんなこんなで、なんとな～くですけど、見た目が似ている事って結構強いんじゃないのかな、と最近少しだけ思ったりしてます。
それは体形でも、顔立ちでも、全体の雰囲気でも、背格好でも。
テレビで放映されるお見合いパーティーなんか、結構な確率で成立カップルの顔立ちって似てますしね。
似たものには自己愛を投射しやすいですし、例えば、鏡の前に立って「これが自分、たぶん自分にとっては、大切な自分」という事を確認して、その気持ちのまま顔をフッと横に向けたら、自分とよく似た顔立ちをした異性がほほ笑んでいた、確かに今横を向いたのに、まるでまだ鏡を見続けているかのよう。
そうなると「自分が大切なのと同じように、目の前のこの人が大切」そう思いやすいですよね自分に似ているんですから。
そこを出発点として、性格的な事、得手不得手、色々なその人に触れるたび、お互いにまったりと順応し合って、なにか補い合おうと自然と思えたり、受容できたり、そんな関係が出来上がってくる、とか。
そういえば、おんなじ顔した老夫婦っていらっしゃいますよね。
・・・・・そうだ、これとは別に、見た目が似ているのと同じくらい強いのは、生い立ちや環境が似てる、これもあったりするのかな、と思います。

まあでも、似ている事、補い合えること、丸ごと受容してくれる事、とっかかりがどうであったとしても、努力と忍耐次第で、なんとかなる事なのかもしれないです、といいますか、忍耐って・・・・必要、なの？
耐えた先に希望が見える場合は、いいですよねもちろん。
ーーー逆に考えれば、見た目が似ている人に好意を抱くという事は、ちゃんと自分は大切と思っているからこそ、とも言えるんですかねーーー
彼氏を家に連れてきて親に紹介して、テーブルに並んで座らせたら「あら、なんかこの人うちの父親に似てる」とかも。
父親と似てるという事は自分とも似ていたりもするんですかね、あと心的イメージなんかもありますし・・・・・。