神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


言語によって認識する

2015年11月14日 21:12

車で住宅街を走っている時、危うく前を横切ったノラ猫をひきそうになりました、大丈夫だったんですけどね。
猫に限らず、野生動物と言うのは、スピード出して走っている車の前を、間一髪で横切りますね。
何故なんだろうか、と考えてみると。
言語を持っていないから、なんじゃないでしょうか。
人が車の前に飛び出さないのは、まず車が走ってくるという事が認識できて、その前に飛び出したら、ぶつかれば身体を損傷する危険があるという事を理解しているからですね。
これは言語を持つ(思考する)存在だからこそ分かる事。
車 走る ぶつかる 危険 自分 身体 という言語による思考が働くからですね。
ーー言語を持たなければ、こちらに向かって徐々に大きくなってくる何かがある、というありのままの現象の目撃がそこにあるだけなんじゃないでしょうかーー
大きくなってくることと、それが自分にぶつかるという事は関連付けることが出来ないんじゃないのかな。
徐々に大きくなってくるというだけで、それが自分にとって危険なのかどうかについては判断できないんじゃないのかな、と思います。
人だって言語(物や現象に名前を付けたり、確認したり)を用いなければ、多くの事が認識からこぼれ落ちていってしまうのでしょうね。
犬が散歩中に車道にに飛び出さないのも、飼い主さんが躾をしていらっしゃるからなんですかね。
知能の高い野生動物は理解で来たりする事もあるのかな?

—————

戻る