身体なのか、精神なのか。

初対面、顔を突き合わせて話す時に。
身体の後ろに精神が見え隠れする。
身体を押しのけて精神が前衛化してくる。

この2つの場合があるのかな、なんて事をチラッと思いました。
対面した時、まずはお互い（服装や雰囲気を含む）身体を想像的に観察し合い、何かしらの感情を抱きますね。
優しそう、キレイ、気難しそう、頼りになりそう、怖そう、チョットいいかも、や～んやば～いぃ・・・・１人変わった人が混ざっておりますが、まあ、他にもいろいろと。
そのイメージのフレームのまま、コミュニケーションが開始されるのでしょうか。

相手が自分に対してどういうイメージを抱いたか予測して、もしそれがいいイメージであるように感じた場合はそのイメージを壊さないように、相手の期待に沿った対応を心掛けつつ、精神は身体の後ろにおいて様子を見る。
ーー書き方がちょっと変ですね、でも決して悪い意味で言っているのではないですーー
せっかくいいイメージを抱いてもらえたのだから、それを壊さないように発言する。
その相手が抱いてくれたイメージを表現している自分が、今までに経験した事のない自分だったとしたら、もしかしたらそれは、新しい自分の発見、とも言えるのかもしれませんね。

そしてもう一つの、前衛化してくる精神というのは、・・・・なんか難しいな。
会った瞬間に相手が抱いた感情は、しょせん第一印象に過ぎないというか、それが、いい印象でも、又そうとは言えないような印象でも、あまり気にはしない、のかな。
自分の想いに忠実に発言し、その結果、相手が設定したフレームは瞬時に機能しなくなってしまう。
普通は元々の性格がゆえに出来うる事なのでしょうが、テクニックとして最初の印象の段階では敢えて失敗しておいて、このパターンに惹きつけると言う場合もあるのかな。
見た目と性格のギャップに魅力を感じる、と言ったような。
たぶん、奔放な態度や発言を魅力と感じるのかもしれませんね。

いや、ほんとに言いたいことは、ちょっと違う・・・・。
本心に限りなく近いと思えるものを一生懸命表現しようとする精神に接すると、いつのまにか身体的な魅力は視界の隅に押しやられて、精神的な魅力が前衛化してくる、という感じなのか。
あの人は性格がいいとか、内面に惚れたとか、考え方が好きとか。

だらだらと、結論の出ないことを考えてしまいました。