
神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
軽く病みながら生きる僕ら
2017年10月02日 18:14何らかの精神的症状に苦しんでる人がいたとして、それはもしかしたら子供の頃から、もう長い間、ACとかボーダーとか依存の文脈、そして今風の表現としてメンヘラ、あと、摂食関連やリスカやOD等々さまざまな自傷に通じる行為もそう。
その期間が長くなればなるほど、その症状を持った自分というものそのものが、自分の意味になる、ある種のアイデンティティにもなる。
それを改善しましょうというのもカウンセリングなのでしょうし、逆にその状態とどうやって上手に付き合ってゆくか、そういう、ある意味バックアップ的な事もカウンセリングの役割なのだろうし。
緊張や不安が高まって自分を責めたり傷つけたりしてしまいそうになった時、随時心的緊張を開放して楽になる中で自分の状態と上手に付き合っていったっていい。
我慢を重ね続け苦しくなり過ぎない程度に、随時吐き出しつつ、緊張を開放しつつ、軽く病みながら、今より上手に生きてゆけるようになる、という形も人によっては十分にありなのでしょう、本来、人間とは語り内省する存在である、と定義した場合には、軽く病んでいる事なんか当たり前だし、それに自覚的でありながら、精神的拠り所を確保しつつ生きてゆくという選択だってある、そんな中で安心できる時間やホッとできる時間が徐々に増えてゆけば、それもいいのだと思います、数ある理想形の中の一つでもある、その先で又別の想いが湧き上がってくる場合もあるのかもしれませんし。
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