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122.屈辱の先にある外傷

2015年02月20日 09:36

あくまでも、好訴的な人ではなく、我慢強い優しい人に関して。

ものすごい屈辱を受けたと感じた時。
その人の性格にもよるんでしょうけど。
じっと我慢したり、他の事で発散したり、そういった事で自然に消えてしまうレベルの屈辱感なら、まだいいんでしょうけど。
中には、ちょっとした外傷体験に近い様な、衝撃度の大きいものも、無いとは言い切れません。
夜、寝ようと思っても、その事に囚われてしまって、イライラしたり、動悸がしたりで全然寝付けなかったりというような場合もあって。
法的な事で、対処できる場合は、そういう方法もあるんですかね。
でも、そこまではちょっと、という考え方がほとんどでしょうか。
やっぱりこれ、外傷体験の元となった相手に、直接抗議するしかないんじゃないかと。

外傷体験の先に、新たな体験を築いて、乗り超えてゆく。
相手に悪気があったかどうかなんかは、関係ないですね。
判り合おうなんていう事では一切なく、自分の意思を相手に強く伝えるという事です。
一人では心細いでしょうから、信頼できる複数の人に付き添ってもらうといいんじゃないでしょうか。
一般的に言われている、トラウマになってしまう前に。
ほんとは、そんなものに関わらずに生きていければいいんでしょうが。

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