23.ヒトは自然の一部か？

昨日話をしていてふと思ったことがあります、ヒトは自然の一部なのか？と。
誰もいない海で周りに人造物が一切なく高い波がたっている・山中で人造物が一切なく、木々のこすれる音とカラスの鳴き声が聞こえる。
このシチュエーションは僕だったら結構不安になると思います。
では、誰もいない、木立に囲まれた神社の中で、トイレや社務所があって静寂に包まれている、はどうでしょうか？こっちはなんか喧騒から離れてほっとできる場所のような気がします。
ちょっと例えが極端ですが、まるっきり人造物がない中に放り出されると、なんか不安になるんじゃないかと、反対に少し人造物が目に入れば、そこに誰もいなくても自然を堪能できるという事でしょうか。
僕が今までに、自然の中にいる時の怖かった経験の一つに、たしか岐阜の方に旅行に行ったときに、林道わきに渓流があったので、釣竿とかっぱえびせんを持って降りていって、釣りをしていたら、突然けたたましいサルの鳴き声が聞こえてきて、ビックリしてあたりを見回したら、木の上に数匹のサルがいてこっちを見て威嚇するように鳴いていて、そ～っと逃げてきたという経験があります（たぶん、かっぱえびせんが欲しいのかなと思い、その場においてきましたが、ていうかビビッて置いてきちゃったんですけど）
相手はサルですけど、襲われればやっぱり全然抵抗できないんじゃないかと思うんですね。
ヒトは自然の一部である事を放棄して、科学を発展させてきたから生き残ってこれたのかなあと、もし何の武器も持たない裸のヒトが肉食動物に襲われたら、ひとたまりもないですよね。
僕が自然の中に放り出されると不安になる所以かと。

◆下記のボタンは使用しておりません