神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


24.自然体とキャラ

2014年11月11日 09:45

僕にとっての、自然体と言う言葉からのイメ-ジは、何となくですけど「白いシャツを着て、降り注ぐ柔らかな日差しの元、微笑みを浮かべながら、手を後ろに組んでゆっくり歩いている」という、ちょっと、聞かされた方は思わず引いちゃいそうな、幻想と実際の社会との間にあるもののような感じでしょうか。
自然体・ありのままの自分・本当の自分・素の自分、といろいろ言い方はありますけど、それって本当に自分を100%受け入れてくれる人というか、無条件で承認してくれる人というか、そういう完全に安心していいと保障されている人の前でしか出せないように思うんですけど。
自然体という事は自分にとっての快・不快はハッキリしていて、やりたいことはどうしてもやりたいし、やりたくないことはぜったいにやりたくないと。
(これはわがままとか、そういう事ではなく、人の為に尽くす事とか、自己犠牲的な精神を快ととらえる事も十分あり得るわけで)
だから外に出て、社会性を発揮しなくてはならない状況の中では、それぞれ自分でこれが妥当だろうと思われるキャラを自然と演じているんでしょうね(でもそれが他人が認識している自分であれば、そのキャラも立派に自分の一部ですし、それによって成長してゆくことも十分にあると思いますが)
演じている自分をきちんと自分の中に取り込めれば問題ないと思うんですけど、そうではない場合も、時にはあって、そういう時、僕はチョットしんどいな、と思う事があります。
社会に適応してゆくにはキャラが必要な時も結構あって、それは大事な事でもあると思うんですけど、自然体に戻れる居場所というのも、たまには必要ですよね。

◆下記のボタンは使用しておりません

—————

戻る