27.幸せ

どういう時に「幸せ」を感じるか、という事について、自分自身の経験から、まだうまく実感できない部分があるんですけど。
日常生活が滞りなく営まわれている時ですら、頭の片隅で何かに注意を払っている自分がいるようで。
・・・でも何かの問題が片付いて、一息ついてぼーっとしている時は、一瞬だけ、何となく「幸せ」という感情に近い様なものは経験する事があります。
心的緊張度が低く抑えられていて、問題事項に目が向いていない時に、一瞬だけ「幸せ」という感情が芽生えるという事でしょうか。
一瞬の幸せを感じる状況を思い起こしてみると、---洗濯物がフワフワに乾いた時・家を出た瞬間に日差しが柔らかくて外気が気持ちいい時・特に問題意識を持っていない時の、ぽかぽかした中での短時間の昼寝やまどろみ・依存対象と笑いあっている時---と書き並べてみると、僕の場合はどれも気候に左右される部分もありそうです（依存対象の笑顔は、柔らかな日差しと同義だという解釈で）。
あくまでも問題事項に目が向いていないという事が前提ですけど、普段ストレスにさらされている場合、ストレスが非常に少ない環境の中で、ぼーっとできる瞬間に「幸せ」を感じる事が出来るんでしょうか。
（なにか、実感した瞬間にほんの少しの余韻を残して消え去ってゆく物のように感じる時もあります。）
だから、ストレス解消には心的緊張度を低く保つ事がいいのかもしれません。
たくさんあるであろう「幸せ」を感じる事の出来る状態の中の、ほんの少しの例えですけど。
僕の場合は「充実感」に目が向いている事が多いようで、あまり「幸せ」を意識していないから、こんな事しか言えないのかもしれませんが・・・、「幸せ」を感じる場面って、人それぞれ、たくさんあるんでしょうね。

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