神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


49.漠然とした先延ばし

2014年12月05日 09:31

どうやって表現したらいいのか・・。
何か解決すべき問題がある事は、うっすらと判っていて、頭の片隅にいつもチラついていつつも、少しモヤがかかった状態で。
その問題から目をそらす訳ではなくて、だからといってすぐに解決しようとする訳でもなく、その問題事項を抱えたまま、フワフワと漂っているような。
そのままでは破状してしまうのは判っていて、ギリギリのところになったら対処しようと・・、でもそれは計画的に考えている訳ではなく、何となく漠然と思っている、といったような。
そしてタイムリミットが近づくと、一気に覚醒して、集中して問題解決にあたると。
こういう状態って、理性で考えれば、時間的余裕をもってすぐに対処するという事になるんでしょうけど、自分の中のどこかで、問題を抱えた自分という物に、何らかの充実感や存在意義の様なものを感じてるのかなと。
その、問題を持った自分という物に、生きている意味の様なものを見出しているというか、自分でも気が付かないところで依存しているというか。
例えるなら、休みの日に、特に予定はなくて、目覚ましはかけていないんだけど、起きたらやろうと思っている事はあって、もういい加減起きなきゃと思いつつも、あと30分、あと10分と、うつらうつらとまどろんでいる感じとか。真冬の寒い夜に、少しぬる目の露天風呂に入っていて、いつまでも入っているとのぼせるのは判っていても、出ると寒いからもう少しこうしていたい、といったような感じでしょうか。
こんな感じのような気もするんですが・・、あまりうまい表現が見つかりません。
あまりにも抽象的すぎて、読んで頂いている方に伝わるかどうかわかりませんが。でも、ごくまれに、こういう状態になっていると感じる事があります。

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