
神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
91.食べる、という事。
2015年01月10日 09:35「もっとたんと食べな」祖母の口癖だったんですけど、30才代位までは、それを言われても何とも思わず「じゃあ、おかわり」なんて言ってたんですね。
でもこれ僕が40才過ぎても相変わらず口癖のように言うもんだから・・・。
「そんなに食べれないって、もう育ちざかりじゃないんだから」って笑いながら言ったりしてました。
でもそうすると、祖母はちょっと寂しそうな顔をしたりして。
やっぱり、食べ物のない時代を辛抱して過ごしてきた人にとっては、おなかいっぱい食べられるという事は、すごく幸せな事に感じるんでしょうね。
そして、人にもおなか一杯食べさせてやりたいという。
もちろん誰が何と言おうと、昔の日本より、今の成熟した社会の中で、そう滅多に食べる物に不自由する事のない社会の方がいいに決まってるんでしょうけど。
社会が成熟したら成熟したで、食べ物があるにもかかわらず、栄養として摂取できなくなるような事が起きてくることもあり。
辛いですよね・・・。
社会が未熟な時は、当然生きるのに精いっぱいで、反対に社会が成熟してくると今度は自分の精神的な面に目を向けるようになるんでしょうね。
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